FX自動売買ソフト(EA)を使った自動売買取引(システムトレード)では、国内のFX会社(証券会社)と海外のFX会社はどちらがいいのかを違いを比較検証していきたいと思います。
FX自動売買ではMT4(メタトレーダー4)を使いますが、世界でのシェアを見ると国内よりも海外が主流となっています。
しかしながらMT4対応の国内業者「外為ファイネスト」「オアンダジャパン」「FXTF」などは取引コストであるスプレッドも狭く、海外のMT4でEAを動かす場合に比べてパフォーマンスが高い場合が多いです。
国内と海外業者
MT4が使えるFX業者として本サイトでは実績と定評がある以下のFX会社をご紹介しています。*クリックすると各業者の詳細ページに飛びます。
・XM(エックスエム)→(評判と特徴)」
本サイトでご紹介しているFX業者については「MT4(メタトレーダー4)対応FX証券会社のおすすめ口座開設〜評判と口コミ」の記事を参考にしてくだささい。
国内と海外FXの比較
国内 | 海外 | |
---|---|---|
レバレッジ | 最大25倍 | 400倍以上 |
スプレッド | 狭い0.4pips等 | 1.0pips |
追証 | あり | なし |
信託保全 | あり | 一部 |
税金 | 20% | 累進課税(最大45%) |
国内と海外のFXを比較すると、レバレッジは海外が有利で、スプレッドや税金が国内が有利と言えます。
全体的に見ると国内の方が取引は控えめですが、万が一金融機関が破綻したときにも資産が守られる信託保全などを含めて国内が安心感があるのは確かです。
レバレッジ
レバレッジについては、海外が有利になります。
国内→最大25倍
海外→400倍〜800倍
ですが、海外の数百倍のレバレッジを使った取引について自動売買でいうと
- 複数のEAかつ、EAが1トレード複数ポジションを持つ場合
- 短期での大きな利益を目的にハイレバレッジ取引をする場合
の2点をいうことが可能です。
これについては、FX自動売買トレードに慣れた人中級者以上が運用するのがよく、初心者については国内のレバレッジでゆったり運用するのが良さそうです。
スプレッド
スプレッド については国内の方が海外より狭い傾向にあります。
通貨ペア | FXTF(1000通貨) | FXTF(10000通貨) | オアンダ(MT4) | オアンダ(プロ) | 外為ファイネスト |
---|---|---|---|---|---|
ドル円 | 0.3銭 | 0.8銭 | 0.3銭 | 0.8銭 | 0.2銭 |
ユーロ円 | 0.6銭 | 1.4銭 | 0.4銭 | 1.3銭 | 0.4銭 |
ユーロドル | 0.8pips | 1.4pips | 0.3pips | 0.8pips | 0.4pips |
豪ドル円 | 1.4銭 | 2.0銭 | 0.6銭 | 1.6銭 | 0.5銭 |
ポンド円 | 0.9銭 | 2.4銭 | 0.8銭 | 2.8銭 | 0.5銭 |
上の画像は国内でMT4が使える主要な会社のスプレッドを比較したものになります。
海外のFX業者はスプレッドがドル円でも1.0pipsなどと大きめとなっています。
また海外の証券会社で有名な「XM」のゼロ口座はスプレッドが0.3pipsなど国内と比較してもかなり狭いスプレッドとなっているわ。 レバレッジが通常より低めと入金金額の指定などの条件もあるわ。
追証(おいしょう)について
通常レバレッジでのトレードをする場合については、証拠金を口座に残しておく必要があります。
その証拠金が一定金額以下になると「追証」と言って追加でお金を入れないとそれ以上ポジションを持てない仕組みになっています。
海外はそれがないので、思いっきりハイレバレッジでトレードすることが可能です。そしてロスカットが基本的にないので、口座資金が0になるまでトレードできるのが特徴です。
ですが、強制的に決済されるため、資金のギリギリトレードする人には相場が回復する前に、強制決済で損失が確定したりとリスクが高くなります。
口座資金ギリギリ(口座資金が少ないのに大きなロットで取引した場合にマイナスになるとロスカットの水準まで近づきやすい)で取引している人には裏目になることもあるということね。
信託保全
信託保全は上の画像のように万が一FX業者は破綻しても、顧客の資産が守られる仕組みになっています。
国内では義務化されていますが、海外では一部の業者になっており、その辺について海外の業者がリスクが高いと言えます。
税金
税金については、国内は「申告分離課税で一律20%」となっているのに対して、海外では累進課税制度となっているので稼いだ分税金が高くなる仕組みとなっています。
上の表は累進課税制度の表になっており、この税率に住民税のプラス10%を加算した金額が納める税金となってます。
(利益が100万円、給与所得100万円の場合)→海外FXである累進課税は10+10%=20%となり、国内の税金(20%)と同等の水準となる。
(利益が200万円、給与所得100万円の場合)→海外FXである累進課税は20+10%=30%で、国内の税金(20%)より高くなる
本当は控除などがあるから300万円より安くはなるけど、ここではシンプルに説明しています。
自動売買トレードでの相性
FX自動売買を行う場合に、MT4にEAをセットするのですが、
運用するFX会社によってパフォーマンスが違ってくる。
という状況があります。
これは、FX業者のサーバーの問題(約定力)やスプレッドなどが関係していると言われ、特に同じEAでも国内と海外のFX業者で比較した場合に成績が大きく違ってくる場合があるため注意が必要になります。
国内のFX業者の相性がいい傾向
FX自動売買EAについては、多くのEAが国内のFX業者のMT4を参考にしてEAが設計されています。
そのため、海外に比べて国内での自動売買の運用が成績がいい傾向にあると言われています。
運用時はEAのパフォーマンスを確認する。
これは国内でも海外でも言えることですが、購入したり、キャンペーンで手に入れた自動売買EAを運用する場合には、「最初は少額でEAのパフォーマンスを確認して、フォワードテストとの違いを確認する」ことがオススメとなります。
フォワードテストは過去の成績を当てはめたバックテストより信頼性が高く、EAを購入する際の大きな指標と言えます。
まとめ〜初心者はまずは国内業者がおすすめ
以上国内と海外の業者を比較しました。
海外でハイレバレッジで自動売買取引したい人も多いのが現状ですが、やはり最初は国内FX業者での取引に慣れてからがオススメと言えます。
「最初は自動売買トレードに慣れる」ということは成績を向上させる上で非常に重要だからです。
だから運用当初は無理しない金額でトレードに慣れるのがいいわね。このサイトの「無料メルマガ講座」でも一から自動売買のトレードの知識が学べるわよ。
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