MT4でのFX自動売買ソフト(EA)を使ったシステムトレード(シストレ)では、FX相場特有のリスク管理を知って、できるだけ低リスクで安全に運用するように心がけることが重要です。
自動売買トレードでは、リスクを分散し、リスクを避けるために通貨ペアを分散したり、一時的に手動でEAを止めたりと行ったことも収益を上げていく上では必要になります。
FXでのリスクとは、雇用統計などの為替相場の変動、金利の変動、強制ロスカット、また自動売買ソフト(EA)の運用タイプのリスクを知ることが重要になります。
通常のFXのリスクに加えて自動売買特有のリスクもあり、この記事ではそれぞれ併せてご紹介して行きます。
FXのリスクについて
2個区間の通貨の交換を行うFX(外国為替)相場には以下のようなリスクがあります。
- 為替変動リスク
- 金利変動リスク
- 流動性リスク
- レバレッジのリスク
- FX会社のリスク
- システムリスク
- EAのリスク
これからそれぞれのリスクについてご紹介して行きます。
為替変動リスク
為替変動リスクについては、予想に反して大きな相場の変動があり価格が大きく動くことを言います。
その要因としては「災害」「戦争」「雇用統計」などがあり、雇用統計については有名なもので、金利の政策発表があります。
FX自動売買は通常の相場の変動に対してプログラムが組んでありますので、特にスキャルピングEAなどは相場の急な変動でストップロスにかかったりしやすくなります。
全てのニュースに神経質になる必要はありませんが、主要な経済のニュースなどは把握しておく必要があります。
EAを一時的に止めることが有効
例えば、FOMCなどの金利政策の発表は相場が大きく動く要因になります。
また以前のイギリスのユーロ脱退やスイスフランショックなど、経済状況が不安定で相場が大きく変動する場合については『自動売買EAを一時的に手動で止める』ことが有効となります。
金利変動リスク
FXでは保有している通貨より金利が高い通貨を買うと、金利が受け取れる仕組みになっています。
このことを「スワップ金利」と呼びます。
しかしながら、例えば日本円で豪ドルを買った時には豪ドルの金利が低い場合には逆に金利を支払わなくてはいけない時があります。
ですが、この金利については基本的にFX自動売買は「金利差」ではなく、「為替差益(価格の反動幅)」で利益を狙いにいくため、長くてもポジションを数日保有する自動売買ではそんなには影響がないと言えます。
流動性のリスク
流動性のリスクとは、通貨間の取引で一方の通貨の取引量が少なくなったりと、取引ができなくなることを言います。
ですが、FX自動売買は基本的に主要な通貨ペアの取引となるため、上記の取引量が少なく取引ができなくなるというのはよっぽどのこと(戦争や大規模な災害)がない限りないと言えます。
ですが、特にFX相場では12月末から1月初旬までは海外では
- クリスマス
- 年末年始
での休暇となるため取引量が減ってきます。
その際には相場の変動がしやすくなるといったリスクがあるためシステムトレードでは注意が必要です。
年末年始はトレード辞めましょうと
アナウンスしていましたので以下お察しください
— 東京シストレ@別名ベアちゃん(`・ω・´) (@TokyoSystems) 2019年1月3日
上のツイッターは「Beatrice DELTA2」の開発者である東京シストレさんです。
為替変動リスクと同じようにEAを一時的に止めることが重要になります。
レバレッジのリスク
レバレッジ は口座に証拠金(通常は4%)を預けることで持っている資金以上の取引ができる仕組みになっています。
レバレッジは現在
- 国内では最大25倍
- 海外では100〜800倍
となっています。
ですが、最大のレバレッジをかけることばかりを考えると、強制ロスカットを受けやすくなったり、自動売買EAがポジションを持てなくなる可能性があります。
損失を考慮した適正ロットを考える
重要なことは『いくらまでの損失をトレードで許容できるか』というリスクを考慮したトレードとなります。
1回あたりの損失を5%として許容したり、または開発者の設定しているフォワードテストでのロットを参考にしてみるといったことがオススメになります。
FX会社のリスクについて
このリスクは信用リスクとも言われ、FX会社が破綻した時に口座に預けている資金が戻ってこなくリスクを言います。
このリスクについては2010年2月より、国内のFX業者に対して「全額信託保全」が法的に義務化されることになったため、現在では安心して国内FX業者に対しては取引できる環境にあると言えます。
また海外業者では、波状した際の補償は国内のようになっていないため、その辺も考慮して海外FX業者を選ぶ必要があります。
システムのリスク
システムのリスクですが、基本的にFX自動売買トレード中はMT4を起動したままにしておく必要があります。
つまりPCの電源は入れたままということです。
もし自分のパソコンでMT4を立ち上げて自動売買トレードをしている時には
- PCが重くなり、動画やネットが重くなる。
- 家族の誰かがPCを触ってトレードが中断する恐れ
- 停電などでトレード中に電源が切れる。
- 外出先からトレード状況が確認できない。
といったリスクが考えられます。
VPS(仮想デスクトップ)はFX自動売買の必需品
VPSとは仮想デスクトップと言われ、VPS会社のサーバーを契約して使うことでFX専用のもう一台のPCをオンライン上で使うことができるようになります。
FX自動売買でVPS上で行うことより、システムのリスクも大きく減らせますし、外出先からもスマホを使ったVPSにアクセスをして自動売買の成績を見たり、EAを止めたりと行ったことが可能になります。
EAのリスク
EAのリスクについては、近年ツイッターやインスタグラムなどのSNSが普及したことから個人で成績を偽造した自動売買ソフトを販売する事例が増えてきています。
ネット上でブランド品や美味しい食事の写真をアップして、自動売買を配布している人は詐欺の可能性が高いと情報があるため注意が必要です。
これらの解決策として
- 金融庁の登録を受けた業者からEAを購入する。
- バックテストだけでなくフォワードテストを開示していることが重要。
これらの点が重要になります。
*本サイトでは金融庁の登録業者のみEAをご紹介しています。
まとめ
以上FX自動売買のリスクをご紹介してきました。
FX自動売買の場合には、通常のFXだけでなく自動売買特有のリスクというのもあります。
ですがあらかじめリスクを知っておくことで、自動売買トレードでより安定して収益を伸ばせるようになります。
自動売買トレードは、初心者でも収益が出しやすく、忙しい現代にあった投資・資産運用の方法なので、ぜひリスクを分散しつつトレードをして見てください。
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