FX自動売買トレードでのソフト(EA)で、多くのシェアを占めるのが短期売買を行うスキャルピングEAになります。
スキャルピングEAで有名で実績があるのが『WhiteBearZUSDJPY』これまで長期に渡って優秀な成績を残しています。
スキャルピングEAは短期売買で細かく利益を積み上げていくので、勝率が高く安定する傾向にあります。
しかしながら、リミットよりストップが大きく、一度損切りにかかると大きな損失を受けやすいのが特徴になります。
したがってスキャルピングEAのリスクを把握した上でしっかりと運用することで、良い成績を残していくことができます。
スキャルピングEAの特徴
スキャルピングEAの特徴は以下の通りです。
取引時間
|
数分から1時間 |
---|---|
取引スタイル | 短期売買のスキャルピングEA |
利確 | 〜10pips |
損切り | 50〜80pips |
使用時間足 | M1(1分足) M5(5分足) |
スキャルピングEAは短期売買となるため一度ポジションを保有すると数分から数十分くらいで決済を行います。
上の図はWhiteBearZのフォワードテストの結果ですが、ポジションの保有時間(約定から決済までの時間)は数分から2時間くらい保有することがわかります。
勝率が高いの利点ですが、損切りにかかるとダメージが大きいので設定ロットを考えるときには、ある程度最悪の場合も想定したリスク管理も重要になってきます。
運用するスキャルピングEAで実績があるものなどは、損切りでのpipsだけでなく、平均損失を含めてロットを設定してみてもいいでしょう。
詳しくはこの記事で解説をしていきます。
スキャルピングEAの設定ロット
スキャルピングEAでロットを設定するときにまず見る項目は
最大ポジション数 | 1回のトレードで最大どれくらいのポジションを持つか |
---|---|
最大ストップロス | 最大で損切りを受けた時のpips数。通常は自動クローズ機能がついているので、最大ストップロスをいつも受けるわけではありません。 |
テイクプロフィット | 利益確定をする場合の最大のpips数 ここでは7pipsで利益確定をする。 |
となります。
このEAは1回のトレードで最大3つのポジションを持ち、運悪く最大ストップロスにかかったときには60pipsのマイナスを出すことがわかります。
ポジションとストップロスを考慮すると、最悪の場合『3*60pips=180pips』の損失を計上することになります。
スキャルピングEAは勝率が高いため、上のような180pipsの損失を出すことはそんなにありません。
設定ロットの例を以下のようにしています。
・口座資金・・・20万円
・1回の最大損失の許容値・・10%(つまり2万円)
この損失を考慮して設定ロットを考えると「180pipsの損失を出した場合に2万円の損失が出る。」という設定になります。
つまり、『設定ロット*1.8=20000円 』→『設定ロット=1.1万通貨(0.11ロット)』
となります。
通常は最大損失で10%まで許容するのは頻繁にはありませんが、スキャルピングEAは基本的に勝率が高いため、最悪のことを想定しても口座資金の10%を許容としています。
スキャルピングEAの平均損失を考慮すると
上の図はスキャルピングEAの平均損失が記載されています。(EAによって成績は当然違います。)
上の図では100万円の資金を2万通貨で運用した場合の平均損失(ー2693円)となっているので『2万通貨*損失pips=2693円』→『0.13(13pips)』となります。
最大損失は1ポジション1回あたり60pipsですが、平均損失は13pipsとなっています。
平均損失で3ポジションを持つことを考えると『3*13pips=39pips』が最大損失となります。
この平均損失の「39pips」で口座資金の5%(10000円)を許容するとすると。
『設定ロット*0.39=10000円』→『設定ロット=25000通貨』
となります。
これらが平均損失を考えた時の設定ロットとなります。
最大損失を受ける時の口座資金の何パーセントにするかの項目は、 平均損失が日常的に受ける損失と考えて今回は5%として考慮しました。
フォワードテストのロットを参考にする。
EAにはリアリタイムの成績であるフォワードテストが開示されています。
このロットは開発者が設定しているのですが、開発者によって積極的に利益を狙いにいくタイプや安全側で低めにロットを設定したりとそれぞれです。
今回のフォワードテストを見てみると「0.23(23000通貨)」となっています。
このフォワードテストは口座資金100万円で23000通貨で運用をしています。
つまり口座資金が20万円は100万円の5分の1となるため、設定ロットは「23000/5=4600通貨(0.046)」となります。
これまで、『通常の設定ロット(0.11ロット)』と『平均損失を考慮した設定ロット(0.23ロット)』、「フォワードテストの設定ロット(0.046ロット)』を考えてきました。
どの設定ロットでいくのかは、「運用する人がどのくらいのリスクをとるか?」という判断になってきます。
おすすめのスキャルピングEAについて
ここでは、中長期で実績のあるスキャルピングEAについてご紹介していきます。
WhiteBearZUSDJPY
通貨ペア | ドル円 |
---|---|
リミット | 7pips |
ストップ | 60pips |
運用開始日 | 2014年8月 |
スキャルピングEAで有名なEAと言えば「WhiteBearZUSDJPY」。安定した値動きをするドル円の早朝トレードに絞りトレードをすることで安定した収益を残し続けているEAです。
一本勝ち
通貨ペア | ドル円 |
---|---|
リミット | 自動クローズ |
ストップ | 80pips |
運用開始日 | 2015年1月 |
スキャルピング からデイトレードまで行う「一本勝ち」 このEAの特徴はリミットにトレーリングストップを搭載しており、相場が一方方向に進んだときには利益を伸ばすだけ伸ばすトレードを行います。
収益性が高くかつ安定しているのでWhiteBear以上に人気があるEAです。
スキャルピングドラゴンV2
通貨ペア | ドル円 |
---|---|
リミット | 10pips |
ストップ | 100pips |
運用開始日 | 2018年10月 |
有名な開発者「FX貴族さん」が開発したスキャルピングEAの「スキャルピングドラゴンV2」。 V2は通常のスキャルピングドラゴンを改良しより勝率を高めたEAとなります。
運用日数はまだ比較的新しいですが、期待のスキャルピングEAの一つです。
スキャルピングEAおすすめのFX会社
スキャルピングEAなので、トレード回数が多いため、スプレッドが低い会社が最適です。
国内証券会社でいえば、MT4が使えてスプレッドが狭い
がオススメになります。
これらのFX会社の特徴としては「注文してからの約定が早い」という特徴があります。
スキャルピングEAは一回のトレードで数pipsの利益を狙っていくため、注文してから開いた価格で約定することは命取りと言えます。
そのためより約定力が高いFX会社を選ぶ必要があります。
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