FX自動売買ソフトであるEAでは、設定ロットなど、どのようなトレードを行うかをMT4上で「パラメーター」から設定をすることができます。
「パラメーター」の意味はプログラムの動作を決定することになります。
現在はEAの開発者がある程度パラメーターを事前に設定しているので、運用者が入力する項目は多くはありませんが、どのような項目が重要かも含めてパラメーター設定の見方を知っておくのがいいでしょう。
特に「設定ロット」についてはEAの運用で成績に大きく関わってくる項目なので、リスク管理を知って適切なロットを入力することをおすすめします。
MT4で自動売買EAのパラメーターを設定する。
自動売買EAのパラメーターを表示させる場合には、EAを設置したチャート上で「右クリック」→「エキスパートアドバイザ」→「設定」の順に進みます。
ここでパラメーターの設定画面が表示されました。
主なパラメーターの項目は以下の通りです。
パラメーター | 内容 |
---|---|
MAGIC NUMBER | EAを識別する番号 |
AUTOTIME | 自動でMT4の時間を認識する。 |
MAX SPEAD | 最大でどのスプレッドまで許容するか |
LOTS | 設定ロット |
WEEKEND CLOSE | 週末にポジションを閉じるかどうか(デフォルトではtrue) |
WEEKDAY CLOSE | 平日にEAを止める時間の設定が可能 |
MM | 複利の設定 |
RISK | 複利の設定をした時に、1回の損失を%で設定可能 |
またパラメータの設定は以下の項目を入力します。
- True・・・使用する。
- false ・・・使用しない
- 数字・・・曜日を設定(EAごとの説明書を参照 例) 月・・1 火・・2など)
MAGIC NUMBER・・EAの識別番号
マジックナンバーではEAごとに固有の番号が割り当てられているため、他に運用するEAがあればマジックナンバーが重複していないかの確認が必要です。
AUTOTIME・・・MT4時間を調整
各FX会社のMT4はサーバーが設置してある国の時間を採用しているため、時間の設定がFX会社ごとにバラバラです。
このautotimeではMT4の時間を自動で認識してくれる機能です。
EAによってはついてものもあり、個別で説明書に従って設定する必要があり。
MAX SPEAD・・・スプレッドの許容値
この値は「スプレッドをいくらまで許容するか?」ということです。
例えばMax spreadが3場合はスプレッド3pipsまで許容するとになります。取引時に一時的にスプレッドが4以上になった場合には取引をしません。
FX業者ごとにスプレッドは公開されていますが、相場の変動の状況によってはスプレッドが拡大して不利な取引となる場合があります。MaxSpreadはそれを防止するため、ある一定の値以上のスプレッドに拡大した時にはEAを止めることができます。
LOTS(ロット)・・・・EAの設定ロット
設定ロットについてはEAの成績を大きく左右する事項になります。
ロットの単位についてはFX会社によって変わるため、運用する前に把握しておく必要があります。
●1ロット・・10万通貨
●0.1ロット・・1万通貨
●0.01ロット・・1000通貨
運用に関する具体的なロットの設定については以下の記事を参考にしてください。
もし、「複利設定」をする場合には設定ロットの項目は無効になり、複利設定のリスク値でロットを設定することになります。
MM〜 複利設定について
複利とは『当初運用した口座資金がトレードにより増えた場合には、その増えた資金を口座資金に加えた上で、ロットを設定するため収益が通常の固定ロットに比べて伸びやすい』ということになります。
当初「100万円」の資金で運用し、収益が10万円増えた場合「110万円」の口座資金としてロットを設定する。「100万円」の時に比べて「110万円」は口座資金が増えているため設定ロットも高くなる。
複利を設定する場合には
MM・・・True(複利設定をする) またはfalse(複利設定をしない)
から選択をすることができます。
RISK〜複利設定時のロットを設定する。
RISK(リスク値)とは、複利設定をした時に「1ポジションが損失を受けた場合には何%の損失とするか」を設定することになります。
例えば、口座資金100万円でリスク値を5%とすると、1トレードが損切りにかかった場合に最大5%の損失(5万円)になるように自動でロットを計算してくれる。
口座の資金がトレードで増えれば、それに対してリスク値を計算するためロットも増えていく。
基本的には上のような説明となりますが、EAは「自動クローズ」機能が付いているため、例えば損切りが50pipsでも自動クローズで20pipsで損切りをしたりします。
リスク値はあくまでも50pipsの損失を受けた時に口座資金の何%とするかという計算を行います。
複利設定とリスク値の具体的な入力方法は以下の記事を参考にしてください。
WEEKEND CLOSE〜週末のポジションを抑制する。
WEEKEND CLOSEは週末にポジションを翌週に持ち越さない設定となっています。
理由としては月曜にFX相場は大きく窓が開く場合があるため、EAの損失が出やすくなるためです。
EAの開発者がEAに応じてあらかじめ設定している場合があり、さらなくてもいい場合が多いです。
自動売買EAは通常の相場の動きで確率が高いところでトレードをするようにプログラムされています。なので、相場が突発的に動く場合にはEAを止めることで一般的に成績を伸ばすことができます。
WEEKDAY CLOSE〜平日にEAを一時的に停止する。
WEEKDAY CLOSEの特徴は、FX相場が空いている平日にFX自動売買EAを一時的に停止する設定となります。
設定項目は
- 停止する曜日の設定
- 停止する時間
となります。
まとめ
以上がEAのパラメーターの設定方法についてまとめました。
具体的にはEAを購入した際に開発者からの「設定方法の説明書」が添付されていてそれを元に設定を行います。
EAの成績には基本的にフォワードテストが公開されていますので、その運用成績に近い成績を出したい場合には基本的に設定ロットが変更する主な項目となります。
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